新着情報News

第13回~保険料控除証明書を電子データで取得する方法~

税理士法人サムライズです。

 12月に入り、年末調整の書類の提出を既にされたころではないでしょうか?毎年少しづつ電子化が進んでおり、今までの紙での提出も不要となりますね。保険会社からの控除証明書も電子データで取得できるようになってきています。

 

政府の旗振りで年末調整もオール電子化?  

  平成30年度税制改正により、令和2年分の年末調整から、生命保険料控除、地震保険料控除及び住宅借入金等特別控除に係る控除証明書等について、勤務先へ電子データにより提供できるよう手当されたことなどを受けて、年末調整手続の電子化に向けた施策が実施されています。  たしかに、電子化されれば、従業員は控除証明書等をデータで取得し、保険料控除等申告書もデータで作成して自動計算され間違いがなくなる、勤務先においてもデータをもとに年税額を自動計算し、データの紙保管も不要となる等、良いことずくめです。はたして、現状はどうでしょうか?

保険会社側の電子データ提供の状況(8社

  11月末日の時点で、保険会社からの保険料控除証明書の電子提供は、8社から行われています。9月23日現在42社ある保険会社のうちの8社ですから、大手で提供があるとはいえ、まだまだカバーできていません。加入する保険会社が未対応ですと、後述する他の準備は万全でも、電子データでの資料準備はかなわないことになります。

従業員側の電子データ取得の環境準備  

  保険会社から控除証明書を電子データで受け取るには、政府が運営するオンラインサービスであるマイナポータルを使わなければなりません。手順は下記の通りです。

(1)マイナンバーカードの取得  マイナポータル利用のためには、マイナンバーカードの取得が必須です。顔写真を撮影し、交付申請をして、市区町村が交付通知書を発送するまで、概ね1か月程度かかっており、ここが一番のハードルかもしれません。特別定額給付金(10万円)申請等ですでにマイナンバーカードを取得済みの方は、すぐに(2)に着手できます。

(2)マイナポータルの利用 他のサイトをマイナポータルと一体的に使えるようになる「もっとつながる」から、「e-私書箱(野村総合研究所)」とつながり、「つながる」サービスで、保険会社から保険料控除証明書の電子データを入手できるようになります。自身が加入している保険会社の対応が終わっていれば、いままでのはがき等の紙の証明書から電子データに移行できます(勤務先での電子対応が大前提)。

 少し前まで、国が、キャッシュレス化推進やマイナンバーカード取得とマイナポータル利用促進のキャンペーンを行っていましたので、環境が整っている方は意外と多いかもしれません。踏み出してみましょう。

 

  年末調整手続きのスケジューリングが国税庁(年末調整の電子化について~スケジュール編~)にも掲載されています。来年はさらに電子化が進みますので早めに準備されてはいかがでしょうか?

困ったときにはサムライズ!いつでもお気軽にお問合せください☟

ご相談・お問い合わせ はこちらまで

092-724-0201

営業時間 9:00-18:00(土日祝日除く)

メールでお問い合わせ(24時間受付)